2012年07月11日

空き家に芸術家を/高砂でまちおこし

本日の朝日新聞・朝刊(播磨版)に、
高砂町 空き家・空き店舗活用プロジェクトの記事が紹介されました。
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001207110005


ーーーー以下本文転載ーーーー

空き家や空き店舗をアーティストらに貸し出し、まちのにぎわいを取り戻そうというプロジェクトが高砂市高砂町で進んでいる。格安家賃などが評判を呼び入居希望は目白押しだが、肝心の貸家が不足している。

 加古川市のイラストレーターごぉごぉもじゃさん(41)は、築100年の空き家を見学してあっけにとられた。ほこりが積もり傷んではいるが、敷金なしの3万円程度の家賃で、敷地100坪の豪邸を借りることができるというのだ。
 月1回の法事に使う仏間はそのまま置いておくという条件は付くものの、子どもたちの造形教室や雑貨販売コーナー、アトリエを設けてもスペースは余りある。山ほど残る家財道具の整理など課題が解決するならぜひ借りたいと思った。
 ケーブルテレビの番組キャラクターをつくるなど、仕事の多い加古川ではアトリエ向きの物件が見つからず、入居募集を知って来てみた。「子どもたちが自由気ままにものをつくる場にしたい。ぴったりの面白い場所」と大乗り気だ。
 高砂市は、瀬戸内海と加古川の物流をつなぐ港として江戸時代に栄え、明治期には工業都市に変身。地元商店街も発展したが、近年の高齢化で店じまいが続出し、今ではシャッターを下ろした店舗が目立つ。
 歴史を感じさせる町並みをまちおこしに役立てようと、高砂商工会議所などは家主と借り手を取り持つ「空き家・空き店舗活用プロジェクト」を昨夏から始めた。これまでに画家のアトリエや花屋、エステサロンなど4店が開店した。
 革製品作家のmimiさん(32)は2月、姫路の工房から独立して工房兼店舗「革道具屋」を開いた。タイルも窓ガラスもレトロな元理髪店のたたずまいが気に入った。人通りのない道に面した店だが注文は多く、オーダーしても2、3カ月は待つことになる。
 「まちが好きで、家賃の安いのが決め手でした。マイペースで仕事ができたらいいな」。8月までには他にギャラリー2店がオープンする。
 商議所によると、高砂町の空き家・空き店舗は約300軒。しかし貸し出しに応じてくれる物件はわずかしかなく、手持ちは3軒のみ。貸手の新規開拓に躍起だ。
 工芸作家や建築士らで今年1月につくったNPO法人アートクルー堀川も、アートで街の活性化をねらって商議所などと連携。商店街の夏祭りで空き店舗を会場にワークショップや展示のイベント「シャッター街ブチ壊しまSHOW」を7日に開催、第2弾を21日、第3弾を8月4日にも予定している。
 代表理事でプラスチック加工業の折井匠さん(34)は「屋内が汚れてもよくて格安となれば、願ってもない創作の場。作家が集まれば、作品づくりに力を合わせることもできる。借りたい作家を20人は知っています」という。「イベントで新しい貸手にも出会いたい」と期待する。(中村正夫)
2012年7月11日(火曜)
posted by 高砂町空家・空店舗対策プロジェクト at 17:56| メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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